KDDI(au)に続いて、とうとうNTTドコモも家族間通話の定額を発表しちゃいましたね。
ソフトバンクモバイルがホワイトプランを発表して移行、しばらくはNTTドコモもKDDIも、「ふーん。」くらいにしか思ってなかったみたいですけど、純増数でここ9ヶ月間連続トップになったソフトバンクを見て、明らかにソフトバンクを意識し始めてるのがKDDIです。そして、KDDIがやるならしょうがないという発想のNTTドコモが続きます。つまり、現状敵対的構図で言えば、
NTTドコモ → KDDI → ソフトバンクモバイル ← ウィルコム → イーモバイル
左側の三社だけなら、携帯電話業界は既に下克上が発生中。しかも全体像を見れば、大人になりきれなかったソフトバンクは明らかに業界で大暴れしており、KDDIとウィルコムがそれに振り回されてます。中でもウィルコムはイーモバイルにも挟み撃ちにされており、実は一番危機的状況に陥っているのが分かります。そしてNTTドコモですが、実は結構良いポジションに居ます。イーモバイルに対してデータ通信関係で対抗値下げはしたものの、実際需要はそこまで多くないので。それに業界二位のKDDIがかなり保守的になっていて、ドコモとほとんど変わらない料金体制を取っています。簡単に言えば、ちょうど都合の良いファイヤーウォールに守られているわけです。(笑)
ただ、家族間通話のみの定額は諸刃の剣。確かにソフトバンクモバイルの特徴が一つ薄れた感じがしますが、実際家族間通話が無料になったところで、個人的にはあんまりメリットを感じられません。なので、下手をすれば大した顧客獲得にならない上に減収になるわけですから。現にKDDIの株価は、そういった懸念もあって発表から下落が続いています。
皮肉なことに、ソフトバンクモバイルの好調よりもKDDIの不調が業界の料金競争を促進してるのが現状です。
2008年2月23日土曜日
ウィルコムに少し疑問?
少し前になるんですけど、ウィルコムを3台目としてもう一度購入しようかと考えてました。
が、しかし。 結局やめました。
実は、携帯電話の基地局だけじゃなくて、ちゃんとPHSの基地局もいくつか見て回ってるわけですが、W-OAMの基地局全然見かけないんですよ。もちろん、市街地周辺の基地局は、埼玉県はもちろんのこと、富山県もある程度整備されてますが、少しそーゆー場所から離れると、(新局を除いて)もう古いタイプの基地局しかないんですよね。
富山の実家は、基地局の位置などから電波状況で言うと、
FOMA>>au=SB3G>>>>mova>WILLCOM
です。ちなみにWILLCOMの基地局までは距離にして400~500m程度。そう考えると、W-OAMに対応してもらわないと、正直まともに使えないわけです。じゃあW-OAM対応の基地局に切り替わる見込みがあるかって聞かれると、たぶんNOです。「一応2010年に光ファイバーの提供エリアになる予定」っていうほどの田舎なんです。
電波状況は良いですけど、埼玉のマンションの周辺にある基地局も、今のところ全部旧型です。切り替わる見込みは正直微妙なライン。大学のキャンパスに2つ設置されてる基地局も同じくって感じでしょうか。特に大学の電波状況は悲惨で、基地局が見える場所(例えば中庭)なら快適なんですが、建物の中に入ると、当たり前のごとく圏外になります。とまぁ、こんな環境下でWILLCOMを使っても、また嫌になって解約するだけだろうと。
2.5GHz帯の割り当ての一つがWILLCOMさんになったということで、多少は期待しているわけですが、どうも現状を見て「ホントに大丈夫なのか?」と感じざるを得ません。恐らく採算も考えて、今のところW-OAMはこの程度しかカバー出来てないわけですが、それに回線を光ファイバーにするだの高速化するだの次世代PHSも増設するだの、ちゃんと全国レベルで提供できるのかと。コストが桁違いになると思います。それに次世代PHSが全国レベルで商用化されてるであろう頃にはLTEも普及していそうだし、少なくとも他の4社とは同じ土俵で勝負できないんじゃないでしょうか。もう既にイーモバイルに食われてるのが良い証拠ですよ。まぁ、そもそも同じ土俵で勝負する気がないのなら話は別になりますけどね。
あっ、イーモバイルといえば、月曜日に音声端末に関する発表があるらしいですね!料金次第ですけど、たぶんイーモバイルは春にでも買います。
が、しかし。 結局やめました。
実は、携帯電話の基地局だけじゃなくて、ちゃんとPHSの基地局もいくつか見て回ってるわけですが、W-OAMの基地局全然見かけないんですよ。もちろん、市街地周辺の基地局は、埼玉県はもちろんのこと、富山県もある程度整備されてますが、少しそーゆー場所から離れると、(新局を除いて)もう古いタイプの基地局しかないんですよね。
富山の実家は、基地局の位置などから電波状況で言うと、
FOMA>>au=SB3G>>>>mova>WILLCOM
です。ちなみにWILLCOMの基地局までは距離にして400~500m程度。そう考えると、W-OAMに対応してもらわないと、正直まともに使えないわけです。じゃあW-OAM対応の基地局に切り替わる見込みがあるかって聞かれると、たぶんNOです。「一応2010年に光ファイバーの提供エリアになる予定」っていうほどの田舎なんです。
電波状況は良いですけど、埼玉のマンションの周辺にある基地局も、今のところ全部旧型です。切り替わる見込みは正直微妙なライン。大学のキャンパスに2つ設置されてる基地局も同じくって感じでしょうか。特に大学の電波状況は悲惨で、基地局が見える場所(例えば中庭)なら快適なんですが、建物の中に入ると、当たり前のごとく圏外になります。とまぁ、こんな環境下でWILLCOMを使っても、また嫌になって解約するだけだろうと。
2.5GHz帯の割り当ての一つがWILLCOMさんになったということで、多少は期待しているわけですが、どうも現状を見て「ホントに大丈夫なのか?」と感じざるを得ません。恐らく採算も考えて、今のところW-OAMはこの程度しかカバー出来てないわけですが、それに回線を光ファイバーにするだの高速化するだの次世代PHSも増設するだの、ちゃんと全国レベルで提供できるのかと。コストが桁違いになると思います。それに次世代PHSが全国レベルで商用化されてるであろう頃にはLTEも普及していそうだし、少なくとも他の4社とは同じ土俵で勝負できないんじゃないでしょうか。もう既にイーモバイルに食われてるのが良い証拠ですよ。まぁ、そもそも同じ土俵で勝負する気がないのなら話は別になりますけどね。
あっ、イーモバイルといえば、月曜日に音声端末に関する発表があるらしいですね!料金次第ですけど、たぶんイーモバイルは春にでも買います。
2008年2月2日土曜日
電波状況調査~File.4~
さて、ちゃんとやってきましたよ。
第三回上越新幹線ハンドオーバーテスト!
機種はもちろん予告通り、FOMA P904i、ソフトバンク 810Pですね。実験方法は、前回と同様時報に電話をかけて、両方の耳で音声の乱れ、アラーム等を聞き取るという、まぁアナログな方法です。
今回はほぼ引き分けです。若干ソフトバンク3Gが有利な結果でしたけど、まぁ誤差の範囲内ということにしましょう。結果を簡単にまとめます。
【FOMA P904i】
切断:2回 通話品質アラーム:5回
FOMAは通話品質アラームが目立ちましたが、前回の調査に比べれば短い時間で収まるようになってきました。切断に関しても、前回のように『通話品質アラーム→切断』というわけではなく、急に聞こえなくなって、割とあっさり切れる感じですね。これはたぶんドコモ側が新幹線を意識して、既存の基地局を調節した可能性が大です。ただ、やっぱり音声の乱れがまだ多いです。通話品質アラームは5回でしたが、音声の乱れが他にも2~3回ありました。かなり実用的になってきたと思います。
【ソフトバンク 810P】
切断:2回 音声の途切れ:1回
こちらもFOMAと同様、2回とも割とあっさり切れました。音声の途切れがあったのは、恐らく前回と同様の場所です。2~3秒程度だったかと思います。ただ、それ以外は前回同様高品質でしたね。結局2回の切断があった点以外は、705NKと全く同じ結果でした。
で、実は今回の調査で2つ、分かったことがあります。
1つ目。
ハンドオーバーのときのFOMAの挙動(3本→0~1本→3本)が、ソフトバンクの810Pにもハッキリと見られたことから、どうもFOMAがハンドオーバーテストで悪い結果を出してきたのは、端末側ではなく、やっぱりドコモのエリア構築に大きな問題があったことになります。今回、上越新幹線のハンドオーバーテストの結果が前回よりも明らかに優秀であったことから、エリア調節が大きなカギになってる可能性が大きいですからね。それにしても、国内メーカーのW-CDMA端末は、ハンドオーバー系の制御が省電力路線に向かってるみたいです。なので、もし705NKが出した前回の結果がまぐれじゃないとすると、「電波感度」というよりは「ハンドオーバー制御」の違いが大きいことになるのではないでしょうか。
2つ目。
前回の調査でも実は気づいていたんですが、たぶんFOMAの音声が変です。(笑) 「午後○時△分□秒を、お知らせします。」を聞くと、常にソフトバンク3Gが先に聞こえる(FOMAの方が遅延が大きい)んですが、それ以外の「ポッ、ポッ、ポッ、ぽーん」(440Hzと880Hz?)の音は、ほぼ同時に聞こえるんですよ。これ、FOMAがおかしいのかソフトバンクがおかしいのかよく分からないので、一応“たぶん”なんていう表現しましたけど…。でも、よくFOMAの友達と(FOMA同士で)長電話すると、所々遅延が酷いなと感じることがあるので、FOMAじゃないかなぁと。先日も20分くらい電話したんですが、ところによってはテレビ中継並みの遅延がハッキリ感じられますからね。(なんというか、話し手になるときと聞き手になるときのタイミングが噛み合わなくなる感じです。)電子メトロノームなんかを使うと分かるかも知れませんが、あいにく吹奏楽関係はとっくに辞めていて持ってません。誰かy―(ry
FOMAの進歩には素直に感動しましたね!この調子でどんどんハンドオーバー性能の体感性能を向上させていって欲しいです。ソフトバンクも頑張れ~!
第三回上越新幹線ハンドオーバーテスト!
機種はもちろん予告通り、FOMA P904i、ソフトバンク 810Pですね。実験方法は、前回と同様時報に電話をかけて、両方の耳で音声の乱れ、アラーム等を聞き取るという、まぁアナログな方法です。
今回はほぼ引き分けです。若干ソフトバンク3Gが有利な結果でしたけど、まぁ誤差の範囲内ということにしましょう。結果を簡単にまとめます。
【FOMA P904i】
切断:2回 通話品質アラーム:5回
FOMAは通話品質アラームが目立ちましたが、前回の調査に比べれば短い時間で収まるようになってきました。切断に関しても、前回のように『通話品質アラーム→切断』というわけではなく、急に聞こえなくなって、割とあっさり切れる感じですね。これはたぶんドコモ側が新幹線を意識して、既存の基地局を調節した可能性が大です。ただ、やっぱり音声の乱れがまだ多いです。通話品質アラームは5回でしたが、音声の乱れが他にも2~3回ありました。かなり実用的になってきたと思います。
【ソフトバンク 810P】
切断:2回 音声の途切れ:1回
こちらもFOMAと同様、2回とも割とあっさり切れました。音声の途切れがあったのは、恐らく前回と同様の場所です。2~3秒程度だったかと思います。ただ、それ以外は前回同様高品質でしたね。結局2回の切断があった点以外は、705NKと全く同じ結果でした。
で、実は今回の調査で2つ、分かったことがあります。
1つ目。
ハンドオーバーのときのFOMAの挙動(3本→0~1本→3本)が、ソフトバンクの810Pにもハッキリと見られたことから、どうもFOMAがハンドオーバーテストで悪い結果を出してきたのは、端末側ではなく、やっぱりドコモのエリア構築に大きな問題があったことになります。今回、上越新幹線のハンドオーバーテストの結果が前回よりも明らかに優秀であったことから、エリア調節が大きなカギになってる可能性が大きいですからね。それにしても、国内メーカーのW-CDMA端末は、ハンドオーバー系の制御が省電力路線に向かってるみたいです。なので、もし705NKが出した前回の結果がまぐれじゃないとすると、「電波感度」というよりは「ハンドオーバー制御」の違いが大きいことになるのではないでしょうか。
2つ目。
前回の調査でも実は気づいていたんですが、たぶんFOMAの音声が変です。(笑) 「午後○時△分□秒を、お知らせします。」を聞くと、常にソフトバンク3Gが先に聞こえる(FOMAの方が遅延が大きい)んですが、それ以外の「ポッ、ポッ、ポッ、ぽーん」(440Hzと880Hz?)の音は、ほぼ同時に聞こえるんですよ。これ、FOMAがおかしいのかソフトバンクがおかしいのかよく分からないので、一応“たぶん”なんていう表現しましたけど…。でも、よくFOMAの友達と(FOMA同士で)長電話すると、所々遅延が酷いなと感じることがあるので、FOMAじゃないかなぁと。先日も20分くらい電話したんですが、ところによってはテレビ中継並みの遅延がハッキリ感じられますからね。(なんというか、話し手になるときと聞き手になるときのタイミングが噛み合わなくなる感じです。)電子メトロノームなんかを使うと分かるかも知れませんが、あいにく吹奏楽関係はとっくに辞めていて持ってません。誰かy―(ry
FOMAの進歩には素直に感動しましたね!この調子でどんどんハンドオーバー性能の体感性能を向上させていって欲しいです。ソフトバンクも頑張れ~!
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